6/20 発売 CDアルバム
LIGHT UP THE DARKNESS
DUPPIES BAND
■形態:CDアルバム ■品番:AMATO-003 ■レーベル:AMATO RECORDZ
■発売日: 2016年6月20日 ■価格:1,800円+税
『CDで聴く7インチレコード/耳で見る映画』
そんなキャッチフレーズに思わず頷かされる
DUPPIES BANDの2nd ALBUM『LIGHT UP THE DARKNESS』
今作では前作よりも更に洗練されたソウルフルなサウンドで、浮遊感と好奇心を掻き立てる。
リズム隊による骨太なベースラインの上を優雅で軽快に流れるサックスやフルートの調べ。
極上のギターフレーズやキーボードの音色が醸し出す至高のグルーヴ感は、さながら陰陽のマークのようにこの世界を映し出す。レイドバックされたグルーヴサウンドが産む独特な世界観は、大人も楽しめるDUBインストバンドとしては唯一無二の存在感を漂わせている。
また、DUBインストバンドゆえ、曲に込められたメッセージやフィーリングはあくまで聞き手の自由であり、国籍や言語に左右されること無く、リスナーの好きなシチュエーションで耳で聴く映画のように好きなように想像し楽しんでもらいたい。今作もDUBMIXエンジニアは内田直之(ex DRY&HEAVY)が担当している。
収録曲:
1.GHETTO GUN (5:51)
2.WHITE RAVEN (7:17)
3.TURN YOUR HEAD AROUND (6:35)
4.THE MAN WITHOUT A SHADOW (5:32)
5.THE CASTLE MADE OF TEARS (6:38)
6.RUN TO THE HILLS (4:53)
7.FOR THE DUB OF YOU (6:40)
DUPPIES BAND ダッピーズバンド
日本のレゲエの骨子を形成してきたメンバーで生成されたダブ・インストゥルメンタル・バンド。ドラムとベースが生み出すスリリングでヘヴィーなグルーヴ、リズムを刻むキーボードの絶妙なバブリングの上に乗り駆ける超ハイセンスなギターやホーンのソロで構成された、これまで在りそうで無かったバランスを備えたバンド。個の自由度が高くスピリチュアルでクール、尚且つ攻撃的な要素を備えた革命的なアルバム”DAWN OF THE DUBWISE”がデビュー作となった。DUBミックスにも抜かりが無く、こだわりのアナログ機材によるエフェクト処理は、斬新で骨太なヴィンテージサウンドを生み出している。
メンバープロフィール:
■キーボード/JAH KENRO
80年代、札幌インディーズ黎明期に登場したシェッタガーリアに在籍。パンク、ニューウェーブの洗礼を受ける。90年代、レゲエ、ラスタカルチャーに目覚めZION HIGH、Riddim Rockers & Sista KAYA等で活動。現在は ニガヨモギ、Fog Lampではボーカリストとしても活動。
■ドラム/KANG DONG
日本のレゲエシーン、クラブシーンの創世記である80年代後半にクラブやイベント等でレコードを回したりMCをしたりするようになる。その同時期、ベースのKAMI(現在プロデューサーとして活躍)と出会い、のちに伝説のレゲエバンドとなるV.I.P BANDを結成。ドラムを担当しバンドのリーダー的存在として精力的な活動を始める。DJ(MC)やSINGERをフューチャーし、V.I.P SHOW CASEと銘打ったイベントを都内のクラブやライブハウスで展開。常に満員で国内のレゲエアーティストの登竜門的な人気のイベントとなり全国で話題となる。その他にも、CAPLETON、BOUNTY KILLA、JAMALSKI等の来日アーティストのバッキングも務め、その当時まだ日本にはいなかったDANCE HALL BANDとしての地位を確立し、その後の日本のレゲエシーンに大きな影響を与える事となる。1989年に初渡ジャマイカ、本場のレゲエシーンやカルチャーに強い衝撃を受ける。1992年、BOY-KEN(REGGAE DJ)、THUNDER KILLA(現TAXI HI-FI セレクター)と共に日本初のレゲエ専門レーベルとなるV.I.P INTERNATIONAL RECORDSを立ち上げ、リディムトラックメーカー、プロデューサーとして活躍。レゲエはもちろんのこと、HIP HOPやR&B、メジャーアーティストの楽曲も数多く手がけ高い評価を受ける。2008年、長年在籍したV.I.P INTERNATIONAL RECORDSを脱退しフリーとなる。2010年、ベースのRED∴氏とDUPPIES BANDを結成。現在に至る。
■ベース/RED∴
アパレルブランドDUPPIESディレクター。10代をサブカルチャーと共に東京で過ごしハード・コアバンド『DEAD COPS』のドラムを担当。20代で単独渡米。帰国後、アパレルブランド「DUPPIES」をスタート。原宿界では知らない人がいないストリートアパレル界の重鎮。
■ギター/The K (Kei Horiguchi)
〜斬れ味鋭いカッティングでグルーヴを引き締め、東洋的でプリミティヴな旋律が異彩を放つ。レゲエシーンを代表するギタリスト〜
ルーツレゲエシンガーLikkle Mai(リクルマイ、元Dry&Heavy)と共に『Likkle Mai Band』、『Likkle Mai & The K』として全国、そして世界各地で活動中。デュオ編成の『Likkle Mai & The K』では、アコースティックギター1本でレゲエのリディム(ベースラインからパーカッションまで)を演奏する独自のスタイルを確立し、注目されている。またレゲエ創始者のひとり、リー・スクラッチ・ペ リーや、ルーツ・ラディクス/ダブ・シンジケートのドラマー、スタイル・スコット 、キング・タビーの後継者、天才ダブ・エンジニア、サイエンティスト、など、レゲエレジェンド達との共演も多数。厚い信頼を得ている。1990年ごろからキャリアをスタート し、日本のReggae、Hip Hop、R&Bシーンの黎明期からプレイヤー、トラックメイカー、リミキサーとしても多数の作品に参加。Dry&Heavy、V.I.P. Band、Reggae Disco Rockers等、日本を代表するレゲエバンドに参加し、ルーツ/ダブからダンスホールまで、日本におけるレゲエミュージックの発展と定着に大きく貢献した。リクルマイと共にプロダクション”MK MuziK”とレーベル”MK Starliner”を立ち上げ、Likkle Maiの作品を中心に良質な作品を制作、リリースしている。
■サックスホン/西内徹
ジャパニーズ・レゲエ・シーンのNo.1サックス・プレイヤー。レゲエ・ディスコ・ロッカーズやクールワイズマン、川上つよしと彼のムードメイカーズ他、レゲエのフィールドを中心に数え切れないほどのライブ、レコーディング・セッションに参加しているサキソフォン&フルート奏者。神出鬼没に現れては、時にぶっ太いブロウを吹き鳴らし、時にトロけるように艶っぽいフレーズで濡らす、〈多摩川のディーン・フレイザー〉なる異名を持つ。