DOUBLE TROUBLE
形態:CDアルバム
品番:XQEY-1008
JAN:4 5320 4181 0080
レーベル:OVERHEAT RECORDS
発売日:2011年7月6日
価格:1,980円(税込)
1, Double Trouble / H-MAN & Jr.Dee
[ Riddim by Mitsuhiro Toike ]
2, Haul & Pull Up / H-MAN & Jr.Dee
[ Riddim by Steely & Clevie ]
3, リズムナビゲーター / H-MAN & Jr.Dee
[ Riddim by Danny “Axe-man” Thompson ]
4, カジバノサワギ / H-MAN
[ Riddim by Danny “Axe-man” Thompson ]
5, Rub a Dub Stylee / Jr.Dee
[ Riddim by Danny “Axe-man” Thompson ]
6, ベースカルチャ / H-MAN & Jr.Dee
[ Riddim by Danny “Axe-man” Thompson ]
7, ムチャブリ / H-MAN
[ Riddim by Koji Oishi ]
8, I’m レゲエ馬鹿 / Jr.Dee
[ Riddim by Koji Oishi ]
9, Boom Shack Attack / Jr.Dee
[ Riddim by Shunya Mori ]
10, ブンシャカタック / H-MAN
[ Riddim by Shunya Mori ]
11, Rise Up Again / H-MAN & Jr.Dee
[ Riddim by Danny “Axe-man” Thompson ]
レゲエに人生を捧げた2人が
レゲエ愛に満ちた渾身のアルバムを完成!!
ジャパニーズ・レゲエにシーンというものさえ無かった90年代初頭から、横浜界隈で夜な夜なマイクを握り競い合って来たヴェテランDeeJay2人がタッグを組み、コンビネーション・アルバムを完成させた。
2人のスタイルがガッチリ噛み合ったコンビネーション曲から、言葉が激しく飛び交う掛け合い曲、同じテーマをそれぞれが料理しキャラクターが際立ったソロ曲など、全10曲が完成した後、3.11の東日本大震災が起こった。レゲエDeeJayである2人が出来ること=音楽を作る。という結論から急遽1曲「Rise Up Again」を追加。タイトルが示す通り、いまの日本に対しての渾身の応援歌となっている。
リディム・トラックは日本とジャマイカの選りすぐりのプロデューサー5名による’80~’90sテイストの7トラックを用意。trk:2「 Hold & Pull Up」で使用している“Magnum”リディムは1989年にNinjaman「Hortical Don」で大ヒットしたSteely &Clevieプロデュースのオリジナルを使用。それ以外にも、80年代初頭からレゲエ・シーンの中心で活動を続ける重鎮ベーシストのDanny “Axe-man” Thompsonや、日本勢では外池満広(Jungle Roots Band / Dry & Heavy)、森俊也(Jungle Roots Band / Rocking Time)、大石幸司(Little Tempo)といった凄腕達がトラックを提供し2人を完全バックアップ。ラバダブ(即興のマイクリレー)をベースとしたライヴ・パフォーマンスに定評がある2人だけに、フェスやクラブで掛け合いしている様が目に浮かぶライヴ感溢れる作品に仕上がっている。
H-MAN
言わずと知れたジャパニーズ・レゲエ界随一のリリシスト。ジャパニーズ・レゲエの黎明期である90 年代初頭より横浜/ 湘南をベースに活動をスタート。ミックステープやオムニバスCD への参加後、2001 年に1st シングル「Si Dung Pon Riddim」をリリース。以降、コンスタントに作品を作り続け、2009 年リリースの最新アルバム『不退転』までに7 枚のアルバムを発表。2010 年1 月にはその7 枚のアルバムの音源をジャマイカNo.1 のミックスCD セレクター、DJ KENNY の手によるミックスCD『レゲエ馬鹿百科』をリリース。2008 年にレゲエ界初のリリック本『弾丸投句』を発表するなどH-MAN の最大の武器はリリックで、その内容は笑えるものや下ネタなどのコミカルな内容から、戦争、政治、宗教などの社会的な内容まで幅広く、ユーモアとシリアスが絶妙なバランスで共存する。その場にいる全ての観客を引き込む圧倒的なライブ・パフォーマンスから“盛り上げ番長”の異名を持ち、“レゲエ馬鹿”なる言葉をシーンに定着させたのもH-MAN。
Jr.Dee
“ラバダブマスター”の異名を持つジャパニーズ・レゲエのオリジネーターの一人。地元・静岡で幼い頃に兄の影響からレゲエ・ミュージックと出会いマイクを持ったのが88 年。その後、横浜に移住し横浜レゲエ・シーンの源流ともいえる“バナナサイズ・ハイファイ”にアーティストとして所属。92 年にはVIPレーベルより1st 7inch シングル「Enjoy in a de Party」をリリースし、翌年93 年からジャマイカ/ニューヨークに長期滞在し現地のステージショーの出演を経験。2009年7月にリリースした最新アルバム『ラバダブマスター式』が4 枚目のフル・アルバムで、その他にも横浜のバンド、振動弐百とのプロジェクトや、コンビネーション曲をまとめたJr.Dee & Friends 名義の企画盤『PARTNER』等、様々な形で作品を発表をしている。「レゲエをやる=現場でラバダブ」しか無かった頃から鍛え上げられたマイク・パフォーマンスは職人の域に達しており、日本のレゲエ・シーンに欠かせないアーティストとして現場の第一線で活躍している。